2011年1月15日土曜日

2011年1月15日 小江戸らぐ発表

小江戸らぐの発表資料です。
秋月GPSをLinuxで使おう!という内容です。(いい加減だけどね。

資料(PDF)はこちら。

※追加
ログをまとめてみました。

2011年1月13日木曜日

秋月GPS新商品「GPS Walker」を試してみた。


より大きな地図で GPSWalkerのテスト を表示

秋月GPSの新商品「GPS Walker」を入手したので帰りがけに西大宮駅前のマルエツから西大宮バイパス測道周辺を通ってテストしてみた。
車のダッシュボードにおいて試しただけだからなんともいえないけど・・・GT-730FLシリーズより誤差が大きいところがあるなぁ、という印象。全体的にブレたりはしていない模様。

なんというか形はiriverのMP3プレーヤーにそっくり。iFPシリーズをパクったのか?とも思える。
単三乾電池1本つっこめばもう使用可能。

そして驚いたことにマニュアルを見ないで直感で設定できた
電源をいれて・・・


GPSを選択


Log Intervalを選択


ログ間隔を設定


GPS Powerを選択


Onを選択


画面右端にメモリーマークと棒グラフっぽいアイコンが出たら設定が完了し、ロギング開始となる。
あとは空が見えるところにおいておけばログをとりはじめてくれる。
内蔵メモリーは2GBでそこにロギングしていくから・・・膨大なデータがとれることになるはず。
このメモリーへのアクセスは簡単。本体のUSBポートとPCを付属のケーブルでつなぐとマスストレージとして認識される。

んでもって、ログデータは

GPS_DATAというフォルダの中にTXTファイルとして保存されている。
拡張子をnmeaにしてt2gにぶち込めば編集がgpxファイルやkmlにいとも簡単に変換できる。
(轍もいいかも。)


t2gに読み込むとこんなかんじ。


グラフも良い感じ。

とりあえず、GT-730-FLシリーズとの比較をしてみる必要がありそう。

ちなみに、USB-シリアル変換チップが搭載されていないためGPSレシーバーとしての使用は不可能です。
もしPCをナビとして使いたい!というのであれば素直にGT-730-FLシリーズを選ぶべし。

2011年1月7日金曜日

アップルが驚きの新特許取得! という記事について。

寝坊して、お昼ご飯食べて、TLながめてたら「燃料電池がどーたらこーたら」というのが流れてきたので反応してみたら「ギズモードみるべし!」という返事が返ってきたので見てみた。

アップルが驚きの新特許取得! 1か月は充電不要の燃料電池を搭載したiPhoneやiPad開発へ...

・・・ほう。

でもって、色々思いついたことをツイッターに投げてたら@naru0gaさんが

Current collector plates of bulk-solidifying amorphous alloys

というページを教えてくださった。

よし、アブスト読んでみよう。(Google翻訳で)

<英語>
Collector plates made of bulk-solidifying amorphous alloys, the bulk-solidifying amorphous alloys providing ruggedness, lightweight structure, excellent resistance to chemical and environmental effects, and low-cost manufacturing, and methods of making such collector plates from such bulk-solidifying amorphous alloys are provided.

<日本語>
コレクタは、一括凝固アモルファス合金製のバルク耐久性軽量構造を提供する非晶質合金、化学、環境への影響コストで製造するための優れた抵抗、およびこのようなバルクからこのようなコレクタを製造する方法固める非晶質合金凝固提供されています。

ふむ。これが燃料電池に関係するとすれば「Collector Plate」、すなわち「集電板」だろう。
この集電板は一般的に「セパレータ」と呼ばれる部材である。
(詳細はFCX - Hondaホームページを見ていただくのが良いかと。)

下図は私が研究にしようしていたセルの構造図である。


この図における「Separator」が特許の「Current Collctor」に当たると思う。
(この図にもCurrent Collectorがあるのだが、これはまた別のもの。研究用。)
このSeparatorはカーボンのものを使用した。

一般的にセパレータは
定置用(家庭用):カーボン
自動車用:金属
で作られている。

家庭用は耐久性が高く超寿命(4万時間)が期待されているためカーボンが使用され、自動車用は大電流を燃料電池から取り出す関係から抵抗値が低い金属が使用されている。

固体高分子形燃料電池の低コスト化の一つに「セパレータのコスト低減と耐久性の構造」というのがあり、こいつが結構やっかいだったりする。
(詳細は固体高分子型燃料電池セパレータ|ユニチカ中央研究所|ユニチカにあるのでそちらを見ていただきたい。)

現状、セパレータの製造コストはもの凄く高い。
実験レベルのセパレータは5W級のもので最低10万円(1枚)近くする。(3月にビックサイトで行われるFC-EXPOに多数展示あり。)
燃料電池自動車が云億円もしてしまうのも納得だね!白金だけじゃないね!

しかし、今回アップルが取得した特許が有用なものであれば大幅なコスト削減が可能となり、これは自動車業界に歓喜の嵐が吹き荒れるのではないだろうか?

金属の固まりを切り出してセパレータを作っていた状況から、シリコーンの型に樹脂を流し込んで成形するような状況に変化するだけで大きなコストダウンが可能であることは誰もが想像できるだろう。
(きっと、iPhoneとかのガワを作るコストも下がるんだろうね!)

ということで、今回Appleが取得した特許は「ガジェット」に使われるものよりも「自動車産業を復興する」ものなのではないかな?と私は思う。
(日本の町工場もこういうところでがんばれればいいんだけどねー、と思ったり。)

余談だが、iPhoneごときのサイズに積んだ電池で1ヶ月も電気が得られるとは私は考えにくい。
ギズモードにかかれていた「30日無充電で使用可能」の話は追って検討していきたい。